こんにちは、コトノハです。
すでに発売から1年以上が経過した「ZenFone2 Laser」がFOTAアップデートされました。Android6.0でau VoLTE対応です。
これにより、データ通信および音声通話でドコモ・au・ソフトバンクの国内キャリアすべてにフル対応しました。
しかも、現在多くの格安SIMとのセットで格安・激安で販売されています。
個人的には昨年2015年8月の発売から気になっている機種でして、今更ながら見直してみたいと思います。
ファーストビューはこちらをどうぞ。
【参考:Asus ZenFone2 Laser | Asus Web ショップ】
まずはZenFone2 Laser(ZE500KL)のスペック
基本スペック
メーカー | ASUS |
---|---|
OS | FOTAアップデートにより Android™ 6.0 |
プロセッサー/動作周波数 | Qualcomm® Snapdragon™ 410 / 1.2GHz |
液晶ディスプレー/解像度 | 5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 (LEDバックライト) / 1,280×720ドット (HD) |
メインメモリー/記録装置 | 2GB / 8GB、2GB / 16GB |
カメラ | インカメラ:500万画素Webカメラ内蔵 |
アウトカメラ:1,300万画素Webカメラ内蔵 | |
バッテリー容量 | 2,070mAh(8GBモデル)、2,400mAh(16GBモデル) |
サイズ | 高さ約143.7mm×幅約71.5.mm×奥行き約3.5mm~10.5mm |
重量 | 約140g(8GBモデル)、約145g(16GBモデル) |
SIMカードスロット | microSIMスロット×2 |
カラー | ブラック、ホワイト、レッド |
対応周波数
4G(LTE)周波数
Band | 周波数 | ZenFone2 Laser | docomo | au | sb |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2,100MHz | ○ | ○ | ○ | ○ |
3 | 1,800MHz | ○ | ○ | × | ○ |
5 | 850MHz | ○ | × | × | × |
6 | 800MHz | ○ | × | × | × |
8 | 900MHz | ○ | × | × | ◎ |
9 | 1,700MHz1,800MHz | ○ | × | × | × |
11 | 1,500MHz | × | × | ○ | △ |
18 | 800MHz | ○ | × | ◎ | × |
19 | 800MHz | ○ | ◎ | × | × |
21 | 1,500MHz | × | ○ | × | × |
26 | 850MHz | × | × | ○ | × |
28 | 700MHz | ○ | ○ | ○ | ○ |
※「◎」は主力周波数(いわゆるプラチナバンド)
3G(W-CDMA)周波数
ZenFone2 Laserはauの3G通信方式「CDMA2000」には対応していません。
Band | 周波数 | ZenFone2 Laser | docomo | au | sb |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2,100MHz | ○ | ◎ | × | ○ |
2 | 1,900MHz | ○ | × | × | × |
5 | 850MHz | ○ | × | × | × |
6 | 800MHz | × | ○ | × | × |
7 | 2,600MHz | ○ | × | × | × |
8 | 900MHz | ○ | × | × | ◎ |
9 | 1,700MHz | × | ○ | × | ○ |
11 | 1,500MHz | × | × | × | ○ |
19 | 800MHz | ○ | ○ | × | × |
※「◎」は主力周波数(いわゆるプラチナバンド)
大きさ・重さ
ディスプレイが5.0インチ、重さが145g(16GBモデル)なので、現在のハイスペックスマホのZenFone3やhonor8よりも一回りだけ小さいくらいです。
ZenFone3欲しいけどちょっと大きくて・・・という女性の方に使いやすいサイズになっているのかもしれません。
なお、基本スペックには8GBモデルと16GBモデルがありますが、現在販売されているのは16GBモデルとなります。
デュアルSIM
ZenFone2 LaserはmicroSIMのデュアルSIMです。
今年2016年のモデルではZenFone3が国内初の4GデュアルSIM/デュアルスタンバイのスマホとして話題となりましたが、ZenFone2 Laserは「4GデュアルSIM/シングルスタンバイ」のデュアルSIMとなります。
つまり、国内で流通している4G(LTE)のSIMが2枚刺せるけど、待ち受けはどちらか一方のSIMになるという仕様です。
デュアルスタンバイだと、仕事用と個人用を分けるとか、音声通話用とデータ通信専用を併用するとかの使い道がありますが、シングルスタンバイなのであまり使い道のないデュアルSIMです。
海外出張などが多い人にはそれなりに便利かもしれない・・・程度かな??
FOTAアップデートでAndroid6.0対応
発売時点ではAndroid5.0でしたが、今年に入ってAndroid6.0対応しています。
このあたりの姿勢(アップデート)は国内のメーカーも見習ってほしいところです。
そして、このアップデートによって「au VoLTE」に対応しました。
「ZenFone2 Laser」はもともと4G(LTE)データ通信については国内フル対応、3G音声通話についてもドコモ・ソフトバンク対応でしたが、今回のアップデートでau VoLTEに対応したことで、音声通話についても国内フル対応となりました。
つまり、これを1台持っておくと、3大キャリアだろうが格安SIMだろうが、なんだって音声・データ通信が安心ってことですね、う~ん、欲しい・・・。
低価格・激安
そして問題はコレ!とにかく安い!
発売当初から2万円台で発売されていて、格安スマホの中でも安い方でしたが、ここにきて激安・特売・投げ売り状態です!
楽天モバイルは投げ売りで7,600円、UQモバイルは新プラン「おしゃべりプラン」の2年契約との抱き合わせで実質100円です!
スペックとか、機能なんかでは今年モデルのZenFone3が魅力的ですが、さすがにこれだけ安ければ旧モデルのZenFone2 Laserは買いでしょう。
ZenFone2 Laserの端末購入方法・価格
楽天モバイル(セット販売)
まずはZenFone2 Laserの発売当初から8GBモデルを独占販売していたのが楽天モバイル。現在も格安SIMではもっともスマホセットに力を入れ、そして頻繁にキャンペーンで投げ売りをしています。
今は「秋のキャンペーン」と銘打って、16GBモデルをなんと7,600円での投げ売りです。ただし、音声通話SIMとのセット販売時の一括払い価格。データ通信SIMセットや分割払いでは少々高くなります、少々ですが。
プラン | 端末代金一括払い | 端末代金分割払い(24回) |
---|---|---|
音声通話SIM | 7,600円(税別) | 月額342円 + 分割手数料 |
データSIM 050データSIM |
12,600円(税別) | 月額567円 + 分割手数料 |
NifMoセット販売
@niftyが提供する格安SIMのNifMoもZenFone2 Laserが安いですね、9,800円でセット販売しています。
NifMoではさらに「NifMo秋の大感謝キャンペーン」としてキャッシュバックキャンペーンまで行っています。キャッシュバック額は料金プランによって変わりますが、以下の通りです。
プラン | キャッシュバック | |
---|---|---|
データ通信専用SIM SMS対応SIM |
音声通話SIM | |
3GBプラン | 8,100円 | 10,100円 |
5GBプラン | 8,100円 | 10,100円 |
10GBプラン | 8,100円 | 20,100円 |
これって、つまり音声通話SIMとセットで「ZenFone2 Laser」を購入すると、スマホ代が9,800円なのでおつりが来ちゃいますね(笑)。
UQモバイル(セット販売)
UQモバイルはZenFone2 Laser(16GBモデル)を格安SIMとセット販売しています。
そして、先日UQモバイルは新料金プランとして「ぴったりプラン」「たっぷりプラン」を導入、さらに2017年2月には5分かけ放題込の「おしゃべりプランS/M」への移行が発表されています。
これにあわせて、UQモバイルでは新料金プラン(現在では「ぴったりプラン」「たっぷりプラン」)との抱き合わせで2年実質100円でZenFone2 Laserを販売しています。
抱き合わせとなる「ぴったりプラン」「たっぷりプラン」は無料通話込の月間データ量2GBで1,980円からというワイモバイルの「スマホプラン」とそっくりな料金プランです。
2017/2までのプラン | ぴったりプラン | たっぷりプラン | |
---|---|---|---|
2017/3からのプラン | おしゃべりプランS | おしゃべりプランM | |
月額基本料金 | 1,980円(1年目) 2,980円(2年目) |
2,980円(1年目) 3,980円(2年目) |
|
無料通話 | ぴったりプラン たっぷりプラン |
3,600円分(90分)の無料通話 | 7,200円分(180分)の無料通話 |
おしゃべりプラン | 1回5分までの通話が無料 超過分は20円/30秒 |
||
月間データ量 | 2GB | 6GB | |
通信速度 | 月間データ量範囲内 | 下り最大150Mbps/上り最大25Mbps | |
月間データ量超過後 節約モード時 |
300Kbps | ||
契約期間 | 2年契約自動更新(解約違約金9,500円) |
「2年契約自動更新(違約金9,500円)」とか「新規・MNP優遇割引」など、もはや(個人的には)格安SIMにはあるまじき料金プランですが、本家auの小容量・低価格ブランドだと思えば、なかなか良いプラン。
しかも、本家auにはない「高速通信・低速通信の切り替え」や「低速通信時の300Kbps(本家auは制限時128Kbps)」など、格安SIMの良いところも残している、と前向きに見ることにします(笑)。
本家Asusショップ(単体販売)
スマホ単体で購入できるのは本家のAsusショップです。
発売当初は16GBモデルで3万円近くした本家AsusのAsusショップですが、現在16GBモデルが17,800円と値下げされています。
U-Mobile(セット販売)
USENが展開するU-mobileでは音声通話SIMとのセット販売で「ZenFone2 Laser」を取り扱っています。
ですが、端末価格は一括払いの19,800円(税抜き)です。端末価格的には魅力がありませんね、本家Asusショップで買った方が安いです。
IIJmio(みおふぉん)
IIJが提供するみおふぉんでは一括払い24,800円 17,800円、分割払い1,050円 750円×24回と、2016/11/25の価格改定でお求め安くなりました。
「IIJ限定カラー」というパープルカラーのものがあって、これが差別化になるのかどうか・・・
※2016/11/25価格改定。
まとめ
私のベストチョイス
わたしの「ZenFone2 Laserで格安SIM」のベストチョイスは「UQモバイルのぴったりプラン」です!
月額1,980円(2年目からは2,980円)で2GBのデータ容量がついてきて、5分無料通話込、そして「ZenFone2 Laser」が実質100円です!
2年契約自動更新で違約金9,500円だとか、新規・MNP優遇の割引サービスなど、もはや格安SIMとは言えないUQモバイルの「ぴったりプラン」ですが、本家auの格安ブランドだと考えると2年使ってさようならを前提に、とても魅力的なプランに思えます。
UQモバイルで国内フル対応のZenFone2 Laserを100円で買って、2年経ったら次はワイモバイルの「スマホプランS」へ移るってのがいいかなぁ~(笑)。
「たっぷりプラン」へのMNPは文句なしっ!
そして、「たっぷりプラン」ですが、1年目2,980円の2年目3,980円、つまり平均して毎月3,480円です。
これに毎月データ量が6GBついて無料通話も180分(2017/3からは5分かけ放題)。
通信速度も大手キャリアに遜色ないどころか本家auよりも高速通信。スマホセットもiPhone5Sで100円!マルチキャリア対応のZenFone2 Laserも100円!
高速通信ON/OFF(ターボON/OFF)もできて低速通信時でも300Kbps、チャージデータは購入から90日も有効。
大手キャリアで最も契約が多いのが月間5GBプランと言いますが、いったいどれほどの人が月に5GBも使っているのかわかりません。わかりませんが、それに毎月7,000円も払っているなら、もうみんなUQモバイル「たっぷりプラン」でZenFone2 Laserでいいじゃないかっ!100円ですよっ!
と、自分自身に問いかけてみる今日この頃です。
UQモバイルがんばれっ!ワイモバイルに負けるなっ!