マイナンバー制度がはじまる。

社会との関わり
本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

こんにちは、コトノハです。

専業主婦になってからテレビばかり見ています。主に昼間に放送されている昔のBSドラマの再放送。
BSって地上波とはちょっと違うCMが流れます。延々とテレビショッピングがドラマの間に流れたり・・・
10月からマイナンバー制度が始まります。始まるといっても10月からは国民へのマイナンバーの通知が始まり、運用開始は来年1月ですね。
上戸彩ちゃんがCMやってます。ちょっと前までは優香が国民年金基金のCMやってたので、行政もCMに熱心ですね。

さてこのマイナンバー、「国民総背番号制度」なんて言われて当初から反発が大きいようです。国民全員に一意の番号が振られ、「番号で管理される」というのがなにか気になりますよね。
でも先進国では普通の事みたいです。アメリカのドラマや映画なんかで警察が怪しい人を捕まえて「お前の社会保障番号は?」なんてシーンがありますが、これってマイナンバーですよね。

当面は税と社会保障中心となるので、個人が直接意識することってほとんどないんでしょう。
ただ、次は資産へと導入されるので、たとえば銀行口座や証券口座にもマイナンバーを申請することになるのが既定路線のようです。
そうなると、あちこちに財産を持っていてゴニョゴニョやってそうなうらやましい方々にはちょっと影響があるのかもしれませんが、私のように財産もない庶民にはあまり関係ないかな、と思います。

しかし、しかしですよ、やはりこのマイナンバー制度、国民目線でみると「管理される」という印象が強いですよね。
国民の立場からのメリットがまったく無いですから。
このあたり、これからのマイナンバー制度の課題だと思います。
例えば、現在年金受給は申請が必要ですが、これが金額的にも支給開始時期的にも正確かつ自動となるなら受給申請忘れもなくなるし、振込銀行口座や給与や証券口座などを管理するのであれば確定申告の制度も見直してほしい。
税務調査なんかで後出しじゃんけん的に追徴課税するのもやめてほしい(あ、私じゃないですよ!)。
このあたり、マイナンバーの制度自体がまだ未熟であり、これからに期待します。

大変なのは企業ですよね。
給与支払いや社会保険・雇用保険があるので企業は社員からマイナンバーを聞かなければなりません。
でもこのマイナンバー、トップシークレットなので「だれそれさんのマイナンバーは何番よ!」なんてばれちゃったら罰則の適用があります。だから絶対ばれないような運用のルール化が必要。
中小以下の企業には負担が大きいんじゃないでしょうか。

消費税増税についても企業負担って大きいですよね。消費税の計算式を変えないといけないとか、税抜表示だの税込表示だの政府の方針には対応せざるを得ません。

私は結婚前はコンピュータ業界の人だったので、こういう企業にとっての「政治からの迷惑」は稼ぎ時でした。
なつかしいなぁ~、社会復帰したいなぁ~(笑)。

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