NifMoでんわがついに発表!でもこれもなんだか微妙・・・

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本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

こんにちは、コトノハです。
興味本位で長いこと待ち焦がれていたNifMoでんわが昨日10/29に発表になりました。格安SIMでは初となる「通話し放題」が話題となってから久しいですが、当初の夏予定を延期してやっとの発表。モバイル好きな私としては興味本位でぜひ使ってみたいサービスです。
このあたりのNifMoでんわへの想いは以前記事にしました。

NifMoの「かけ放題」に期待すること
こんにちは、コトノハです。 発表から時間がたちすぎてすっかり忘れていた「NifMoのかけ放題サービス」ですが、思うところもあって最近かなり期待しています。まぁ期待は裏切られるためにあるわけですが、期待することをまとめてみました。

さて、期待を裏切らないサービスになっているのか壮大に裏切られたのか・・・!?

まず、わかっていたこと

NifMoでんわは計画時からわかっていたことが「IP電話の仕組みを利用する」「料金はキャリアの半額程度(1350円?)」ということくらいでしょうか。

料金は?

NifMoでんわはNifMoのオプションとなります。通常のNifMoの契約があり、そして「NifMoでんわ」をオプションとして追加することで無料通話のサービスが利用できるようになります。
NifMoでんわのオプション料金は1,300円。「料金はキャリアの半額程度」を実現してきました!・・・がっ、そもそものNifMoの契約が音声通話タイプでなければNifMoでんわのオプションを付けられないとの事。NifMoの音声通話タイプはデータ通信専用タイプに700円のプラスとなります。つまり、音声通話基本料金は月額700円、それにNifMoでんわオプション1,300円を加えると結局2,000円。これだと3大キャリアの通話し放題プラン2,700円と比べてどうなの?ってことになります。
料金についてはなんだか「だまされた!」とまではいかないまでも肩すかしくらった感じです。
ちなみに、NifMoの音声通話プランは最低利用期間が契約翌月から6ヵ月となり、それ以前のNifMo解約には違約金がかかります。NifMoでんわもオプション追加の翌月から2ヵ月間が最低利用期間となり、それ以前のオプション解約には3,000円の違約金が発生します。

仕組みは?

通話の発信はIP電話の仕組みを使います。通知される(相手に番号通知されるかどうかは置いといて)番号はSIMの電話番号(090/080/070)となります。
着信は通常のSIMの着信となります。IP電話の着信ではありません。
つまりIP電話での発信なのに電話番号はIP電話の「050」ではなくてSIMの電話番号(090/080/070)を通知するということです。これ、なんだか昔Skypeで問題になった「電話番号偽装」の問題とかと同じじゃないのかな?
結局、発信は専用のNifMoでんわのアプリ(IP電話アプリ)を使いますが、NifMo契約のSIMが入ったスマホでなければNifMoでんわを使うことはできません。

発表時の問題は?

仕組み上わかっていたことではありますが、発表でも(ホームページでも)発信者番号通知について書かれています。

番号は通知されないことがある

海外ネットワークを使った第三者課金システムと同じ仕組みだろうから、電話番号偽装の件もあり番号通知は困難、これはNifMoでんわに限らず海外ネットワークの第三者課金システムではいえること。IP電話ではないけれど、通話料を半額にするプレフィクス型サービスの「G-CALL」や「ブラステル」なども番号通知には癖があります。NifMoでんわも番号通知は難しく、通知状況は現時点では以下の通り。

通話相手 番号通知状況
ドコモ 通知不可または非通知
ソフトバンクモバイル 通知不可または非通知
au 国番号(+81)が付与されて番号通知される
iPhoneで連絡帳に電話番号が登録されていれば名前まで正しく表示される

こんな感じだそうです。

私の期待はどうなるの?

さて以前の記事に書きましたが、私がNifMoでんわに期待していた(期待している)のは以下の3つ。

  1. 080/090番号のナンバーポータビリティ(MNP)に対応することを期待
  2. ブラステル並みの安定性を期待(特に着信)
  3. Viber並みの通話品質を期待

ナンバーポータビリティに対応

まぁこれは合格かな?いや、番号通知されないなら不合格かな?よくわかりませんが、仕組みとしてはナンバーポータビリティで契約した自分の電話番号で発信・着信できる、ということになります。番号通知されない時点で意味はありませんが。

ブラステル並みの安定性を期待(特に着信)

この期待、「特に着信」とありますが、これは一般的なIP電話アプリは着信時のプッシュ通知がうまくできないものが多すぎる、ということです。ブラステルはきちっと着信してくれます。この「きちっと着信する」ことをNifMoでんわには期待していましたが、NifMoでんわはIP電話の050番号を使わないので着信は通常の電話アプリとなります。つまり着信するのは「NifMoでんわ」ではなく「NifMo音声通話」ということですね。これはきちっと着信するでしょう、当たり前。

Viber並みの通話品質を期待

これは実際に使ってみないとわかりません。番号通知の件もあり、私は当分様子見を決め込みますので、もしNifMoでんわを使われる方いらっしゃったら通話品質のレポートをお願いします。

まとめ

現在はauのカケホとデジラを使っており、2年後(そろそろあと1年になるけど)のMNPシーズンがきた場合のMNP先として「通話し放題があるならNifMoもいいなぁ」と期待していました、いや、今でも候補のひとつではあります。ま、当初から「IP電話の仕組みを利用する」と分かっていたのであまり期待はしていませんでしたし、格安SIMでは初めてのチャレンジですから評価はします。
ただ、これも仕組み上「なるほど」と思わせますが、仕組み上「発信はIP電話・着信は通常電話」なので通話プランが必要なのは理解しますが、料金についてはちょっと肩すかし感が強いですね。

さて、私はまだMNPまで1年有りますので、皆さまのレポートを楽しみにしています!

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