みおふぉんはVoLTE OK?、みおふぉんダイアルや楽天でんわはVoLTE NG?

みおふぉんダイアル 格安SIM
みおふぉんダイアル
本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

こんにちは、コトノハです。

私のiPhoneをiOS8.3にしてやっと通話と通信の同時進行ができるようになってから、今まであまり気にしていなかった「VoLTEってなんだっけ?」という疑問が湧いてきました。私にとってのVoLTEとは、auだけがいままでできなかった、「通話中に同時にウェブが使える」ということになるんですが、もちろんVoLTEとはそういうものではありません。

なので、ちょっと他人様のブログを覗いたりウィキで調べてみたりしてVoLTEをまとめてみました。最終的な疑問は楽天でんわやみおふぉんダイアルでVoLTEは使えるのか?ということに対する、自分なりの答えをまとめることです。

格安SIMを検討中

私は会社員時代に結構通信機器を持ってました。携帯電話は会社から支給されていましたが、やはり最新のスマホが使いたかったりだとか、高速でWiFiが利用できるWiMAXが欲しくなったりとかで、ついつい契約しちゃうんですよね。退職してからは使う機会がまったくなくなってしまったので、先日、遅まきながら不要な通信契約をリストラしました。

節約を考える!まずは私の財務整理から
こんにちは、コトノハです。 将来に向けての節約に着手しました。 まずは私のクレジットカード支払明細から「不用」と思われるものをばっさばっさと切り捨ててみました。 こういうのも「断捨離」って言うのかしら?

これですっきりとはいかず、実は使ってないんだけど解約できない携帯が1つあるんです。オヤジっぽいんですがいわゆる「ぞろ目良番」ってやつです。私のは8が沢山ついた番号です。これはいたずら電話が多くって実用には耐えられないんですが、手放すことができずに現在ソフトバンクのホワイトプラン(通信契約なし)で維持してます。昔のホワイトプランなので、現在は2年契約なんかなくて、いつでも解約金無しで他社へMNPできる状態です。そして、この番号を格安SIMへMNPしようと思っていて、そのMNP先としてIIJとDMMを検討しています。DMMはIIJの下請けなので、機能的にはIIJと同じですね。

みおふぉんファン

いくつか格安SIMを見ていますが、正直、みおふぉんのファンです。IIJは格安SIMの世界で率先してサービス拡充したり新サービスを出して来たり、と業界をけん引しているイメージがあるんです。機能的にもバースト機能には興味があって、低速モードで使っていても速度の遅さを感じない、というところに惹かれます。そしてIIJの下請けであるDMMでもこのバースト機能は使えるとのことなので、DMMの安さ(ちょっとですが)にも惹かれます。

VoLTEがらみの情報

先日iPhoneがiOS8.3によってVoLTEに対応したことで、にわかにVoLTEの話題が多くなっていますが、VoLTEってドコモなんかはもう一年前からやってるんですよね。そして、「楽天でんわでVoLTEは使えるか?」「みおふぉんダイアルでVoLTEは使えるか?」ということについては情報が錯綜しているように思えます。「楽天でんわでVoLTEは使える」とか「つかえない」とかの記事です。みおふぉんダイアルについては公式FAQに「使えます」と明記されていますが、「接続に時間がかかる」「音が良くない」という記事もあります。
なので、私なりに整理してみました。誤りがあれば指摘していただきたいです。

VoLTEってなんだっけ?

ここからは、私なりにVoLTEってなんだっけ?を調べて、結局VoLTE端末で楽天でんわやみおふぉんダイアルを使った場合にはどうなるの?を個人的見解で整理したものです。

まず、VoLTEとは音声信号をいままで(3Gまで)の音声専用回線(CS回線)で端末・アンテナ間の通信を行うのではなく、パケット通信回線(4G)によって通信する規格です。そして、その規格的には周波数の効率利用により、今まで捨てていた帯域の信号までも捨てずに通信することで、高音質な通話ができるようになってます。これだけ考えると、VoLTEって端末と携帯会社のアンテナ基地局間の通信のことになります。ですが、当然アンテナの向こうにある交換機もVoLTEの効率的な周波数利用に沿った交換機が必要になってきます。つまり、VoLTEとは端末とアンテナ間のパケット通信による音声通話の規格の話しであり、そしてVoLTEによる周波数の効率利用による高音質通話を実現するためにはアンテナより先にある交換機もVoLTEの規格にあったものが必要、となります。なんか、面倒ですね。

現在、各キャリアでVoLTEによる高音質な通話ができます。これはVoLTE端末が出揃い、アンテナや交換機もVoLTE対応のものに置き換えたからできることです。でも違うキャリアとはVoLTEによる高音質通話はできませんよね。これは各キャリアの接続点の交換機がVoLTEの規格に対応できてないので高音質の通話がこの接続点で劣化してしまうからです。

そもそも、楽天でんわやみおふぉんダイアルが安くなる仕組みは?

まず、VoLTE関係なしに、楽天でんわやみおふぉんダイアルの仕組みについてですが、これらプレフィクス型の通話サービスは携帯会社のアンテナを借りて、アンテナから先は携帯会社の交換機を使わずに別会社の交換機を使うことで通話を管理しています。楽天でんわやみおふぉんダイアルはフュージョンコミュニケーションズの交換機を使っています。これにより、ドコモではなくフュージョンコミュニケーションズが通話料を請求できるわけです。つまり、みおふぉんから普通に電話するとドコモの交換機を使って通話が成立し、プレフィクスを付けて楽天でんわやみおふぉんダイアルで電話をすると、ドコモの交換機を使わずにフュージョンコミュニケーションズの交換機につながります。そして、それは30秒10円としてフュージョンコミュニケーションズが請求してきます。
ちなみにフュージョンコミュニケーションズは楽天の子会社です。

そして、楽天でんわやみおふぉんダイアルはVoLTEで使えるか?

そして、楽天でんわやみおふぉんダイアルでVoLTEは使えるのか?という話し。VoLTEとは端末とアンテナ間の通信規格なので、端末がVoLTE対応であれば楽天でんわやみおふぉんダイアルでもVoLTEによる通話ができます。つまり、VoLTEの規格であるパケット通信による通話でアンテナ基地局とつながる、ということです。ですが、その先、つまりアンテナから交換機にかけては、楽天でんわやみおふぉんダイアルはドコモの交換機ではなくフュージョンコミュニケーションズの交換機を使います。そして、フュージョンコミュニケーションズの交換機はVoLTEの周波数効率化の規格に沿った交換機を使っていないと考えられます(この部分は私の想像)。なので、楽天でんわもみおふぉんダイアルもVoLTE規格によるアンテナとの通信はできる、だけど、VoLTEの特徴である高音質の通話はフュージョンの交換機が対応していないため、高音質通話にはならない、というのが現状だと思います。

まとめ

  1. VoLTEとは端末とアンテナ間の通信の規格
  2. VoLTEの特徴として、今まで捨てられていた周波数帯の信号を捨てずに使うことができる(高音質通話)
  3. でも高音質通話を実現するためには、端末とアンテナ間以外にも交換機がVoLTE規格に対応する必要がある
  4. よってすべての交換機がVoLTEの規格に対応していなければ、いくら端末とアンテナ間がVoLTEによる通信であっても、高音質な通話は実現できない(非対応の交換機で劣化する)
  5. キャリア内はアンテナも交換機もVoLTE対応している(高音質通話)
  6. キャリア間の接続点の交換機はVoLTE規格に対応していない(音質劣化)
  7. 楽天でんわやみおふぉんダイアルを提供しているフュージョンコミュニケーションズの交換機もVoLTE規格に対応していない(音質劣化)

つまり、私が心惹かれるみおふぉんは、普通に使えばドコモ(ドコモ系格安SIM含む)のVoLTE対応端末とVoLTEによる高音質通話ができるけど、プレフィクス番号をつけて楽天でんわやみおふぉんダイアルを使うと、アンテナとの通信表示はLTE(つまりVoLTE通信)だけど、VoLTEの特徴である高音質通話にはならない、ということですね。

間違っているかもしれませんが、わたしなりに調べて(一部、想像)整理してみました。
あー、ちょっとすっきりしました。
指摘があればよろしくお願いします(笑)。

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