速度制限を行うことでオンリーワンではなくなったWiMAXは今後どうなっていくのか??

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本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

こんにちは、コトノハです。

2007年から「通信量無制限」を売りにサービス展開してきたWiMAXがWiMAX2+サービスへの舵を切り、2015/6からついに速度制限を始めました。いままで「通信量無制限」「固定回線の代わりに使える」などを謳い文句にしてきたWiMAXは確かにこれまではモバイル通信の世界ではオンリーワンのサービスだったと思います。私もサービス翌年あたりから旧WiMAXを使い続けてきましたが、本当にお世話になりました。通信制限を行うことでモバイル通信のオンリーワンでなくなったWiMAXはこれからどうなっていくのでしょうか・・・というのを妄想してみました。

モバイル通信のオンリーワンだったWiMAX

2007年にサービスインしたWiMAXは全国的な人口カバー率がいわゆる三大キャリアには劣るとか、電波特性上、建物の中や影に弱いなどの弱点もありましたが、とにかく通信データ量を気にすることなく使える唯一のモバイル通信サービスでした。私自身、就職して翌年には九州から東京へ長期で出張し、社宅(普通のアパートですが)での固定回線としても使っていました。私の場合、室内でも3Mbps程度は出てましたし、今ほど無線LANも充実してなかったので移動途中でパソコンを開いてメールを読むとか書くとか、お客様先でちょっと会社のイントラネットに接続したりだとか、インターネット通信はほとんどWiMAXに頼っていました。もちろん帰宅してからも自宅での通信もWiMAX。通信はWiMAXだけあれば事足りていました。今WiMAXを使っている人でこんな人は多いと思います。3GからLTEへと技術変化して大手三社が通信制限(3日1GB)し始めた時期だったこともあるし、当時はスマホでテザリングなんかもできませんでした。当時比較対象としてはEMOBILEのPocketWiFiを始めとする各社のルーター製品でしたが、無制限で高速通信ができるWiMAXはモバイル通信の世界では、あるユーザー層にとってはオンリーワンのサービスでした。
そして6月からの速度制限。ネット上では「誇大広告」だということでかなりの話題になっていますが、多分、WiMAXをオンリーワンだと思って使ってきた人達ではないのでしょうか?私もWiMAXはモバイル通信サービスのオンリーワンだと思って使ってきたので、ちょっと残念ですね。速度制限を始めたことで、これまで競合にならなかった格安SIM(ぷらら無制限プランとか)がいきなりWiMAXの競合商品になってきます。
※ちなみに今はWiMAX使っていません。仕事を辞めて使う機会が減ったので解約済。

これからのWiMAXはどうなる??

まず、制限を緩和して再度オンリーワン路線に戻る、というのが理想ですがちょっと難しいかな?昨年末のドコモを皮切りに、現在はスマホでもドコモ・ソフトバンクは一部(ほとんど?)のプランで速度制限を撤廃しています。auも3日1GBの制限基準を3日3GBに緩和しています。様子を見ながら徐々に制限を緩和していってるのが現状ですよね。なので、WiMAXも6月から制限をしたものの、状況をみながら徐々に制限を緩和していき、全くの無制限というのは厳しいにしても現状からの改善に向けて落としどころを探っていくような気がします。なので、個人的な予想としては「改善していく」です。ですが、制限がある以上は格安SIMの例えばぷらら無制限プランなんかの競合として比較されることになるのは間違いないでしょう。オンリーワンではない、ということです。そして、私のように旧WiMAX時代のユーザーでオンリーワンのWiMAXを求めているユーザー層はそれでも我慢できないんだろう、と思います。そして、そんなユーザー層はWiMAXから去っていくんだろう・・・と。そして新たにぷらら無制限などと比較検討の結果でWiMAXを選ぶ新しいユーザー層へと変わっていくのでしょう。ユーザー層の入れ替わりですね。そうなると、結局は価格競争です。これはこれでユーザーにはメリットとなる一面もあります。

WiMAXは価格競争に勝てるのか?

WiMAXはいろんな通信事業者がMVNOとしてサービス提供しています。ですが、格安SIMのMVNOとはちょっと事情が違います。格安SIMのMVNOはドコモなどの通信事業者(MNO)からネットワークを借用しながらも独自のサービスを付加することができます。だから独自の通信量による料金設定や規定を超えた場合の制限などをMVNOが独自に設定して商品化できるわけですね。でもWiMAXの場合は通信サービスのすべてをUQが取り仕切っていて、MVNOと言っても販売代理店のようなものになっています。今回の3日3GB制限もMVNOがやっているわけではなくUQが一括してやってます。なので、WiMAXという通信サービスはどのMVNOと契約しても通信サービス自体は変わりません。あとは価格・サポート・付帯サービスあたりがMVNOが出せる特徴になります。では、ちょっとぷらら無制限プランと比較してみます。WiMAXはMVNOによって価格が大きく違うのですが、ざっと見たところGMOとくとくBBでキャッシュバックを貰うのが一番安いようなので、GMOとくとくBBのキャッシュバックを24回に分けて月額費用に反映させて計算します。

ぷらら
定額無制限
U-mobile
LTE使い放題
GMOとくとくBB WiMAX2+
ギガ放題
契約期間 なし なし 2年契約
初期費用 3,000円 3,000円 3,000円
月額費用 2,760円 2,480円 2,543円(2~3ヵ月)
3,197円(4ヵ月~)
最大通信速度 3Mbps 150Mbps 220Mbps
制限容量(月間) 無制限 無制限 無制限
制限容量(期間) 無し 無し 3日3GB
制限時速度 700Kbps~1Mbps
ルーター 利用者が調達 利用者が調達 無料提供

さて、WiMAXを選ぶか?

では、価格比較したところで、就職直後の私に戻って「通信サービスとして何を選ぶか?」を検討します。5年前とは事情が違うのでそのあたりも考慮しながら・・・。
大きなところでまず価格ですが、どれも許容範囲かな?というかあまり変わらない感じです。ですが、一応価格はU-mobileが一番安いですね。また、ぷららもU-mobileもデータ通信専用プランであれば縛りがないので使ってみて不満があればいつでも違約金なしで解約できます。これは違約金が2万円程度かかるWiMAXと比べて大きな価格アドバンテージです。
次に通信スペック、実際は150Mbpsだの220Mbpsだのは必要ないです(私は、ですよ)。ただ、3Mbps程度は安定してなければスマホやタブレットならまだしも、PCを接続して使う場合はちょっとストレスかな?と考えます。するとぷららはちょっと危ないかな?そして最大の関心毎、「通信制限」です。WiMAXは3日3GBで700Kbps~1Mbps程度の速度制限、一方ぷららとU-mobileは”一応”無制限です。スペック上は「無制限」を謳っていますが、例の「通信に関わるガイドライン」というやつで「制限する場合があります」と書いてあります。なので、こればかりは使ってみないとわからないですよね。本当は「制限するなら無制限と言うな!」ということで、もし制限するのであれば「違法」だとおもうんですけどね、WiMAXも含めて。

ということで、私の選択は「どれがいいのかわかりません」となりますが、わからないながらも行動としては以下の通り。

  • まずはU-mobile LTE使い放題を契約し、手持ちのNexus5でルーター運用してみる
  • 数か月の運用で満足範囲であればそのまま利用、不満であれば違約金なしで解約
  • U-mobileがダメなら次はぷらら無制限プランを契約、こちらも手持ちのNexus5で運用
  • 数か月の運用で満足範囲であればそのまま利用、不満であれば違約金なしで解約
  • 仕方ないからGMOとくとくBBでWiMAXを契約

こんな感じでしょうか。やはり「違約金なしでいつでも解約できる」というのは大きいですね。別に解約前提で契約するわけではないのですが、例の「ガイドライン」とやらに沿って「無制限だけど無制限じゃないかも」という理不尽なサービスである以上、解約ペナルティの大きさは大きな検討材料です。

一方で自宅含めた行動範囲における電波状況が良く、WiMAXの制限時に1Mbps程度が安定して出るのであれば、そして2年契約で腹をくくれるならWiMAXも悪くありません。特にルーターを持っていない人はWiMAXだとほとんどのMVNOが無料でルーターを提供してくれます。私は手持ちのNexus5のテザリングで凌ぐつもりですが、ルーター機器をお持ちでない方はぷららやU-mobileだと追加で機器代金が1.5万ほど見ておく必要がありますね。





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本当にギガ無制限の「どんなときもWiFi」

2019年5月契約、完全にギガ無制限でびっくり!
速度は常時20Mbps~30Mbps程度だけど十分、そして繋がりやすい!
これはもう、WiMAXオワタのかもしれません。
ただWiMAXの高機能ルーターの節電機能とかスマホアプリになれちゃって、少し専用ルーターに不満です。
「スリープで節電、スマホアプリで即起動」とかできて欲しいです。
通信サービスは素晴らしいけど、専用ルーターはちゃんと2年持つのかな??

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